日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/06/17
【埼玉】ときがわ町が旧農村文化施設の活用案募集
ときがわ町は、旧農村文化センター(本郷字下大久保)および周辺地域の一体利用に関する企画提案を募集する。有償による貸し付けとし、提案内容により提案者の負担と責任で改修可能。ただし、契約満了で返還する場合は原則現状回復を求める。貸付期間は貸し付け開始日から最長10年間。更新により延長もある。
地域特性や町の施策に合致した効果的な提案をした団体などに貸し出すことで、地域の一体的な活性化を図る。建物は木造平屋のカラーベストコロニアル葺、床面積505・26u。敷地面積は1413u。
提案は▽施設や敷地および周辺地域の活用について▽施設近隣住民との協同による活性化策▽隣接する体育施設などとの駐車スペース利用調整▽夏季などの河川でのバーベキュー客に対する対策▽提案内容の収支およびスケジュールについての具体的計画――などを行う。工事の施工に際しては、町内業者の活用に配慮するよう求めている。また新たな雇用が見込まれる場合、地元雇用を優先するものとしている。
提案書類は7月12日〜13日に受け付け、7月19日にヒアリングを行う。貸し付け契約の締結は7月下旬を予定。審査基準は@事業の安定性・継続性A地域、事業への理解度――となっている。
問い合わせは、企画財政課まで。