旅行者向けサービス事業を展開しているスラックタイド(金沢市八日市3丁目549番地、細川博史代表取締役)が竪町商店街で計画しているホテル「(仮称)竪町アートビレッジ新築工事」は、城東建設・創真建設JVに施工決定した。17日に地鎮祭を行う。
建設規模はS造地下1階、地上9階建て延べ1558・52平方メートル(建築面積257・56平方メートル)。客室数はシングル14室とツイン24室の計38室。場所は同市竪町41番、42番、42番1および里見町42番5、6の竪町商店街の広場「タテマチハーバー」の敷地538・61平方メートルとなっている。
コンセプトとしては街なかと商店街の賑わいと魅力を呼び戻す「再生と新生」を掲げ、既存の商店街のアーケードとホテルの庇を連続させ、落ち着きと感性豊かな景観創出を図る。2階以上の各フロアには若手作家の作品を展示するほか、9階の展望デッキからは竪町ストリートが一望でき、ホテル内で現代アートを感じながら街なかの魅力を満喫できる。
7月から本格的に工事に着手し、順調に行けば、17年2月末のオープンを目指す。
設計はVΛΝ建築事務所(金沢市高畠)が担当している。