可児市は2018年春の開館を目指す「可児駅前“子育て・健康・にぎわい空間”施設」(仮称)の建設について、施工者選定の一般競争入札を7月初旬に公告する。工事は建築、電気、機械の3工種に分け、特定建設共同企業体による共同施工方式を採用し9月の着工を予定している。
施設の配置は、駅前広場側に西棟、道路を挟んだ可児川側に東棟を建設し、両棟を屋根付きの上空通路でつなぎ一体化する。
規模は、西棟が鉄骨造3階建て延べ約5000平方b、東棟が同3階建て延べ約2800平方bで、上空通路部分は約90平方bとなる。基礎形式は直接。
西棟は1階に児童センターや親子で楽しめるレストラン、2階に子育て支援に係る行政窓口、3階に保健センターなどの主要機能を集約し、東棟は1、2階に立体駐車場(約90台分)、3階に親子サロンを設ける。
実施設計は香山壽夫建築研究所(東京都文京区)が担当した。
建設地は可児駅東土地区画整理事業地域内(下恵土地内)の敷地4939平方b。概算建設総事業費は33億8000万円。
提供:
建通新聞社