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　三条市は、体育文化センターと総合体育館改築に伴う複合施設の建設規模について、延べ１万２０００平方メートルで試算しており、近く下りるとみられる補助金の交付決定を待って６月中にも基本・実施設計をプロポーザルで公告する考えだ。
　老朽化している体育文化センター（Ｓ造３階建て延べ５７３０平方メートル）と総合体育館（Ｓ一部ＲＣ造３階建て延べ４５８８平方メートル）を荒町地内の現地で複合施設として建て替えるもの。スポーツ振興室は「段階的に施工できるよう、２施設を渡り廊下のようなものでつなぐことをイメージしているが、採用される設計によって変わってくる。スケジュールを変更しなければいけないような新しい提案を期待している」としている。
　解体については、総合体育館は水倉組で７月に着工する。体育文化センターは補助金を活用するため、設計プロポと同時期に制限付き一般競争で公告し、９月議会での請負承認を諮る。建築工事は設計の提案に関わらず一括で発注。別途、設備工事を発注する。
　総合体育館解体後、１７年１０月ごろに体育館機能を有する施設の建設を先行実施し、体育文化センター解体後の１８年４月ごろにその他機能を有する施設の建設に着手。２０年度末の完成を目指す。
　当初予算に解体工事費５億２５７５万３０００円、実施設計委託料２億５９９０万円を計上している。