クスリのアオキ(本社・白山市松本町2512番地 青木宏憲代表取締役社長兼社長執行役員)は、同市横江町土地区画整理事業施行区域内で新本社オフィスの建設用地を取得し、17(平成29)年4月から新築工事に取り掛かる。15日には青木社長、青木孝憲専務執行役員兼店舗運営本部長らが県庁に谷本正憲知事を訪ね、新本社オフィスの増設を表明した。
計画によると、新オフィスの進出予定地は同事業施行区域内で、今後、敷地約2万平方メートルを取得予定。建物の延べ床面積は約8250平方メートルを想定している。
総投資額は約40億円。18(平成30)年8月の稼働を目指す。一方、現本社屋は社員研修施設などとして活用する方針。
現本社屋は1995(平成7)年に設置。21年にわたって中枢機能を担ってきたが、店舗網の拡大などに伴い、手狭となっていた。青木社長は「さらなる事業の拡大を図るにあたり、現行の本社機能を拡充及び強化する必要があった。創業の地である白山市(旧松任市)でまとまった用地が確保でき、新本社オフィスの新築を決めた」などと述べ、谷本知事は「新しい本社屋を拠点に大いに業績を挙げて頂くことを期待する。我々もしっかりサポートしていく」とあいさつ。山田憲昭白山市長も同席した。
なお、クスリのアオキの店舗数は今月15日現在、計323店舗となっている。15年5月期の売上高は1349億9400万円。