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大分建設新聞社
2016/06/16

【大分】総事業費30億で建設、山の手・浜脇統合中学校 

 別府市は13日、同市中島町の現西小学校・西幼稚園跡地に建設する山の手・浜脇統合中学校(仮称)の基本・実施設計委託業務を、公募型プロポーザルで公告した。
 計画地は、敷地面積約2万平方b。建物は、RC造4階建て(体育館はS造)延べ9400平方b(体育館含む)。付属施設は、プール(25b)、更衣室、武道場、部室、倉庫など。建設までのスケジュールは、基本・実施設計が30年3月まで、建設工事は31年度から32年度まで。建設費は30億円以内(造成・外構・既存建物解体工事含む)とする。
 コンサルタントの参加表明書提出期限は、27日までで、一次審査通過者から、技術提案書の提出(期限は7月28日)を受け、2次審査(8月4日予定)で、選定する。
 基本コンセプトは「思いやりを育み、地域とともに歩む学校」。建設の基本的な考え方は、多様な教育活動に対応した施設・教室の設置、図書室や教室内のICT環境の整備。コミュニティースクールとして、地域開放ゾーンの設置や、災害時の緊急避難場所としての機能充実、環境に配慮した施設(省エネルギー化)など。
 市では、児童数が年々減少していることから、学校規模の適正化を進め、小学校は南小と浜脇小、野口小と北小、西小と青山小の3統合校を新設した。これを受け、中学校も検討を重ね山の手中と浜脇中を統合することを決めた。

提供:大分建設新聞社