佐藤工業北陸支店(金子政史執行役員北陸支店長)と同支店安全衛生協力会(会長・松本誠一松本建設代表取締役社長)は14日、富山市の富山第一ホテルで、16年度安全大会を開催した。
支店管内から約200名が出席。冒頭、金子支店長が「安全では、一人ひとりが責任者であることを自覚し行動することが求められる。危険ゼロの職場環境形成へ、安全の基本を繰り返し実行する地道な活動が大切」と述べ、「安全な職場環境があって初めて建設業への就業希望者も増える。若者や女性が働きたい環境づくりを進める必要がある」と話した。
さらに、「いかなる環境でも人命尊重の基本理念のもと、働く者の立場で危険がなく、安心して働ける職場環境づくりに取り組むことがわれわれの責任。社会から信頼され、選ばれる企業群を築くため、関係者全員が一丸となって進んで参りましょう」と語った。
本社の元茂孝善代表取締役専務執行役員は、「安全の基本は決められたルールを守り、手順を守って作業をすること。安全のないところに安心は生まれない。安全安心のないところには快適も健康も確保されない。個人の力を結集し、災害ゼロの職場づくりを目指しましょう」と、宮本雅文代表取締役社長のメッセージを代読した。
安全衛生活動に功績のあった事業場と個人を表彰した後、受賞者を代表して、佐藤工業の木村豪氏(レーベン総曲輪作業所他)が謝辞。来賓から紀伊洋一富山労働局労働基準部長、山本正純建災防富山県支部専務理事があいさつした。上野悟北陸支店土木部長が「安全の誓い」を読み上げた後、森川あや子氏による記念講演も開かれた。