制御盤メーカーのアイデン(金沢市かたつ3番地 池内保朗代表取締役社長)は、かたつ工業団地の本社に隣接した区画で工場の増設を計画しており、現在、着工に向けた準備を進めている。
同社(旧・池内電機製作所)は2007年1月に社名を改称し、市が整備したかたつ工業団地に同市金市町から本社工場(S造2階建て延べ3253平方メートル)を移転新設した。
当時、市から団地内の2区画を購入し、1区画を増設用地として確保。増設用地は現在まで社員らの駐車場として利用してきた。今回、増設計画が現実味を帯び、現地では着工に向けたボーリング調査も行われ、早ければ今夏にも着工するものと見られている。
なお、かたつ工業団地では昨年度、馬場化学工業が進出を決め、3区画を取得。また、すでに工場を操業している加賀麩不室屋も1区画を追加取得し、順調に売却が進んだ。残る区画は1区画(1002・15平方メートル)となり、分譲率は98%にまで達している。