日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/06/14
【埼玉】埼玉県電業協会が低圧電気取扱者特別教育
埼玉県電業協会(岡村一巳会長)は9日、10日の2日間、低圧電気取扱者特別教育を建産連研修センターで行った。講師はケイ・教育企画サポート事務所代表の小泉一夫氏。労働安全衛生法に基づくカリキュラムに沿って、関係法令や基礎知識、絶縁保護方法、休電計画書作成などについて指導を受けた。
開始にあたり小泉氏は「低圧電気取扱業務を行うには労働安全衛生規則により規程された特別教育を受けなければなりません。時間数も決まっており、休んだり早退した人には終了証をお渡しできません」などと、受講にあたっての注意事項を説明した。
初日は低圧の電気・電気設備・安全作業用具に関する基礎知識、低圧活線作業および活線近接作業の方法などについて学び、災害事例研究として討議も行った。
2日目は関係法令の説明を聞いた後、実技として低圧充電電路の防護や作業者の絶縁保護の方法、休電計画書・作業手順書の作成、救命救急法などについて学び、質疑応答、理解度確認テストを実施。全課程を終えた後、終了証が授与された。