能登町は13日、「平成28年度能登町衛生センター改良整備工事(プラント)」を制限付き一般競争入札すると公告した。設計・施工一括の性能発注方式を採用する。発注仕様書の配布期間は24日まで。申請書を7月15日まで受け付け、8月24日に開札する。予定価格は5億8314万円。
参加資格は▽清掃施設工事の総合点数が900点以上あること▽01年度以降に元請けとして、処理能力16キロリットル/日以上のし尿処理施設を下水道投入施設に新設・改良・改修する整備工事の施工実績を有すること―など。
今工事では、衛生センター(藤波)の老朽化の改善や将来の維持管理費の縮減などを図るため、公共下水道へ前処理希釈投入する施設に改修する。処理能力は16キロリットル/日(し尿2・5キロリットル/日、浄化槽汚泥13・5キロリットル/日)。工期は18年3月30日まで。基本構想策定と工事発注支援業務は東洋設計が担当した。
衛生センターは1989(平成元)年3月に完成した施設で、現在の処理能力はし尿と浄化槽汚泥を合わせ1日当たり約25キロリットルとなっている。