29年度供用開始を目指して、県が整備している都市計画道路「庄の原佐野線」内の元町・下郡工区(県芸術文化短期大学北交差点〜下郡工業団地入口交差点までの約1・2`)から東側の下郡工区(約900b。調査区間約660bを含む)の整備が、29年度からの事業化に向け動き出している。
下郡工区は、元町・下郡工区内の(仮称)新大分川架橋先の萩原鬼崎線(下郡バイパス〈BP〉)の下郡工業団地入口交差点手前〜下郡中判田線(米良BP)の南下郡東下交差点まで。
両BPと交差する県道大分臼杵線と両BPの慢性的な交通渋滞、道路冠水危険個所に指定されている工区内を通るJR豊肥線とのアンダーパス(掘り下げ道路)解消などの事業効果が挙げられている。
現在、検討されている工事概要は、@車線は4車線A構造は高架(新大分川架橋からつながり、下郡BPとJR豊肥線をまたぐ)B高架建設は下郡BPから見て現在の市道右側(コープ下郡店側)にするC乗り降りするランプは新大分川架橋との接続部分付近と南下郡東下交差点付近に設置する―など。県では、すでに、地元住民対象に説明会を開いている。
事業が決定した場合の今後の予定は、今後は、▽調査、測量、設計を29年度から32年度まで▽文化財調査を31年度から35年度まで▽用地補償を31年度から35年度まで▽工事を34年度から38年度まで―実施し、供用開始目標は、39年度になりそうだ。
提供:
大分建設新聞社