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　佐藤商事（東京都千代田区、永瀬哲郎代表取締役社長）が、射水市の大島企業団地に進出することが分かった。１０日開会した射水市議会６月定例会の提案理由説明の中で、夏野元志市長が明らかにした。
　夏野市長は提案理由説明で企業誘致に触れ、「佐藤商事株式会社が大島企業団地に進出することになり、用地の１区画を売却する」と表明し、他の未売却の企業用地についても、「引き続き優良企業の誘致に努め、地域経済の活性化、雇用の確保を図る」との考えを示した。
　用地の所在地は、北高木４６５番３、４６５番１１および４６５番１２で、敷地面積が８２７９・０１平方メートル。売却価格は１億１０６０万６０００円となる。市議会の議決を得て正式に契約を結ぶ。
　同社は鉄鋼、非鉄金属、電子材料、機械、工具などを販売。主にトラックや建設機械向けの金属材料を取り扱う。国内外に拠点を展開し、射水市白石には富山支店を有する。
　同社では、「不確定なところもあり、コメントできない」としている。