北海道建設新聞社
2016/06/10
【北海道】苫小牧中央インターが事業化へ−連結許可下り本年度に測量
高橋はるみ知事は10日の定例記者会見で、仮称・苫小牧中央インターチェンジ(IC)の連結許可が承認されたことを明らかにした。「苫小牧港へのアクセスが良くなるほか、苫小牧市立病院に近い位置付けであるため救急搬送時間の短縮に寄与する」と期待を寄せた。2017年度の着工を見込む。
苫小牧中央ICの設置に向けた調査を進めていた道は、事業化に必要な連結許可を5月27日付で国交省に申請、6日に連結許可が得られたため、事業の本格化に踏み切る。
新ICは、苫小牧市高丘で、起点が276号との交点、終点が道央道との交点で市役所から約4`の地点。整備延長は1・2`、事業費は約30億円を見込んでいる。
16年度は測量調査、用地買収を予定し、17年度の着工、20年度の完成を目指す。