徳島県は、2015年度の県公共工事に関わる受注金額上位50社の実績(県工事入札参加・受注状況)を明らかにした。受注額1位は北岡組(美馬市)で5億9114万円。以下、ノヴィルパブリックワークス(阿南市)、国際(徳島市)、吉岡組(藍住町)が続く。上位10社の受注総額は48億6681万円、上位50社では138億5828万円となった。
上位10社の総額は14年度の86億1309万円から43・5%減。上位50社の受注総額も14年度の208億0507万円から33・4%減となり、ここ数年堅調に推移していた14年度までの受注実績から転じて大幅に下降、11年度以前の水準にまで下落している。
上位50社を所在地別にみると、徳島市内が15社(前年18社)と最も多く、次いで阿南市と三好市の6社(両市とも前年3社)、美馬市の5社(前年4社)と続く。このほか那賀町の4社(前年3社)、海陽町の3社(前年と同数)、鳴門市・小松島市・美波町の各2社、勝浦町・牟岐町・松茂町・藍住町・上板町の各1社となっている。
上位50社のうち、最も入札参加回数が多かったのは北島組(徳島市)の102回で、最も落札回数が多かったのは、四国管制工業(徳島市)の17回だった。
提供:建通新聞社