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建通新聞社(静岡)
2016/06/10

【静岡】島田市 新病院発注方式11月めどに決定

 島田市は、2016年度の新市民病院建設事業のスケジュールを公表した。基本設計など各種業務を進めていく中で、発注方式については、10月下旬から11月上旬をめどに決定する見通しを示した。
 発注方式の検討は、日建設計コンストラクション・マネジメント東京オフィス(東京都文京区)に委託したコンストラクション・マネジメント(CM)業務の中で行っていく。
 検討の方向としては、基本構想や基本計画で示した、設計と施工を分ける従来方式、基本設計後に実施設計と施工を包括発注するDB(デザインビルド)、設計と施工を分離発注し、実施設計委託後に施工者も関与するECIの3方式が中心。コストやスケジュール、地元業者の活用などといったさまざまな観点から検討を進め、新病院建設に最も適した方式を選定する。
 16年度のスケジュールは、基本設計、院内作業、調査業務、CM業務、新病院運営計画の5項目に分類されている。
 建設工事関係としては、基本設計で病棟や階構成、平面・配置計画、改修工事設計、事業費などの調整を1年間で行う。
 調査業務では、現場の測量や地質調査を進めていく他、8月から土壌調査と開発行為関連設計に入っていく。
 新市民病院は、免震構造で7〜8階建て延べ約3万5000平方bを見込んでおり、20年度の開院を目標に各種業務を進めていく。基本設計は内藤建築事務所(京都市左京区)が担当する。建設地は野田1200ノ5。


提供:建通新聞社
(2016/6/10)

建通新聞社 静岡支社