トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2016/06/09

【京都】林道久多尾越線の改良事業 28年度から5ヵ年で実施

 京都市は、左京区の林道久多尾越線の林道改良事業に新規着手する。
 林道久多尾越線の利用区域では間伐等の森林整備により、森林の公益的機能の維持増進を図る必要があるが、近年頻発する豪雨等で林道法面の崩壊等が発生。林道の安全な通行が確保されず、森林整備の推進に支障をきたしているという。
 そのため、京都市が事業主体となり、林道(森林管理道)の改良を28〜32年度の5ヵ年で行う。延長は1800m、幅員は4・0m。
 総事業費は9000万円。負担割合は国50%、京都府5%、市45%。
 28年度は1700万円を投じ、林道改良360mを進める計画。府内産木材を使用したウッドブロックの採用で切土量を抑制しコスト縮減に努める方針。