大阪府は、府営門真千石西町住宅の建て替え事業で、第2期(2工区)の建築本体工事を第2四半期、電気設備工事、機械設備工事、昇降機設備工事をそれぞれ第3四半期に発注する予定だ。2工区では、延べ床面積4000平方bほどの新築を予定している。
計画では、第2期建て替え分として2棟を新築する。工事は1、2工区に分けて進める。2工区の規模は壁式鉄筋コンクリート造8階建て延べ約4000平方b(67戸)。受水槽、電気室棟、ポンプ室棟、自転車置き場、駐車場、雨水貯留槽、ごみ置き場、広場なども整備する。工期は建築本体工が18カ月、各設備工が17カ月程度を見込む。
1工区(鉄筋コンクリート造14階建て延べ約6400平方b・108戸)については、施工者をコーナン建設(大阪市淀川区)に決定済み。
建築実施設計はニュージェック(大阪市北区)、設備実施設計はダイコー設計(大阪市中央区)が担当した。
また、第3〜4期は、鉄筋コンクリート造10階と同造14階建ての住棟5棟(674戸)を計画。2017年度以降に実施設計を行う予定だ。本体工の着手時期は、第3期が20年、第4期が23年を想定している。
門真千石西町住宅は、管理戸数2364戸。建て替えは5期に分け、全体戸数1850戸に建て替える計画。今後の居住者の動向を踏まえて、全体戸数を見直す可能性もある。
提供:建通新聞社