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　国土交通省甲府河川国道事務所は、２０１６年度の道路事業概要を公表した。16年度事業費は３７３億２５００万円。中部横断自動車道の富沢〜六郷間では、新たに小山沢川橋上部工事（Ｌ66ｍ）に着手するなど改良工事や橋梁工事、トンネル工事を推進する。新規では、新山梨環状道路の広瀬〜桜井間（笛吹市〜甲府市）で調査設計を推進する。

　16年度の主な道路事業は次のとおり。
　【中部横断自動車道（富沢ＩＣ〜六郷ＩＣ間）】
　17年度の開通へ向けて橋梁工事やトンネル工事、改良工事などを推進する。16年度の山梨県内の事業費は３３５億円。
　【新山梨環状道路北部区間】
　（仮称）広瀬ＩＣ〜（仮称）桜井ＩＣ間（Ｌ２�q）が新規事業化となり、測量、地質調査、道路設計を実施する。（仮称）牛句ＩＣ〜（仮称）宇津谷交差点間は環境調査、道路設計を行う。16年度事業費は８０００万円。
　【国道20号大月バイパス】
　桂川橋上部工事、大月第二トンネル工事、ＪＲアンダーボックス工事、花咲地区改良工事を実施する。16年度事業費は18億７０００万円。
　【国道20号新笹子トンネル改修】
　新笹子トンネル（大月市〜甲州市、約３・３�q）の新設、観音トンネル（甲州市、約０・３�q）の改修（別線橋梁新設）へ、道路設計、環境調査、用地の基礎的な調査を推進する。16年度事業費は４０００万円。
　【国道52号上石田改良】
　甲府市富竹１丁目〜上石田で、富竹地区の用地買収、貢川交番南交差点に右折レーンを設置する工事を実施する。16年度事業費は１０００万円。
　【国道１３８号新屋拡幅】
　富士吉田市上吉田７丁目〜上吉田堰林で、道路設計、先行整備区間の用地調査、用地買収を実施する。16年度事業費は７０００万円。
　【国道１３９号都留バイパス】
　都留市上谷地区の舗装工事を実施する。16年度事業費は４３００万円。
　【交通安全事業】
　・国道20号四方津地区歩道整備（Ｌ０・４�q）＝調査設計
　・国道20号武川地区歩道整備（Ｌ０・１�q）＝調査設計
　・国道20号初狩地区歩道整備（Ｌ０・３�q）＝調査設計、用地買収
　・国道１３８号山中湖自転車歩行者道整備＝工事
　【無電柱化事業】
　・国道20号甲府電線共同溝＝本体工事
　・国道１３９号富士北麓電線共同溝＝本体工事
　・国道１３９号富士北麓（２）電線共同溝＝本体工事