長岡市は、「一般廃棄物最終処分場整備事業」について、6月補正予算案に5カ年の債務負担行為を設定した。早ければ7月にも技術提案型の総合評価方式で公告し、設計・施工一括のデザインビルド方式で発注する考えだ。
債務負担行為については、詳細な金額を明記せず「同事業において市と選定事業者とが締結する契約額」としており、期間は16年度から20年度までの5カ年。16年度中は事業者の選定を行い、17年度から本格的な事業着手となる。
今事業は、市内5カ所の最終処分場の残余容量が少ないことから、柿最終処分場隣接地(柿町地内)に新たな埋立地を整備するもの。新処分場はクローズド方式となり、既存の水処理施設、計量棟などを改修して再利用する。埋立容量は約10万5000立方メートルを見込んでいる。
基本・実施設計業務を建設技術研究所で進めてきたが、事業費の縮小や機能の充実などを図るため発注方法を変更。これまでの設計を基本プランとするため、今事業の技術提案選定支援業務は建設技術研究所が担当している。