荒尾市は「市民病院建設整備基本・実施・造成設計業務委託」を公募型プロポーザル方式で選定するためこのほど公告した。委託上限額は2億8000万円(基本設計費7200万円以内、実施・造成設計費2億800万円以内・税込み)。参加表明・書類審査提出期限を6月28日までに設定している。
参加要件は、一級建築士で▽平成18年4月以降に竣工または工事中の許可病床200床以上▽耐震構造、設計・監理対象部分2万平方b以上▽2次救急医療を実施している病院の新築・改築―の基本・実施設計を完了したことがあることなど。
市民病院は、野外音楽堂周辺の敷地面積約3万2000平方bに計画。延べ床面積約2万1400平方b(274床)の病院本体のほか、関連施設などを配置する。造成費を除く全ての建設工事予定額は72億300万円(税込み)を予定している。
今後のスケジュールは、書類審査が7月4日、結果通知が7月8日。8月下旬から9月上旬頃にプレゼンテーション・ヒヤリングを行い、9月中旬から下旬頃に委託者を選定する。10月中には契約し29年12月27日までの履行期限で業務を終える。
提供:
西日本建設新聞社