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建設経済新聞社
2016/06/07

【京都】府庁3号館、耐震補強を計画 6月補正予算案に調査費盛る

 京都府は6日、6億7500万円を追加する6月補正予算案を発表した。
 補正予算案の主な内容をみると、政策企画部は文化庁京都移転推進費1000万円を新規計上。移転先候補施設等に係るデータ整理等に充てる。
 総務部は防災拠点耐震調査検討費に800万円を新規計上。府庁第3号館耐震補強工事に向けた詳細診断・工法検討等に要する経費に充てる。
 健康福祉部は、特別養護老人ホーム整備事業費に1億8500万円を計上。京都式地域包括ケアを推進するため、市町村との協議が整い、早期着工が可能となった特別養護老人ホームの整備への助成を実施する。整備内容は増改築1ヵ所(施設集約化)で特別養護老人ホーム定員50人、ショートステイ定員10人。居室をユニット型個室で整備する。
 高齢者涼やかスポット設置事業に500万円を計上。特別養護老人ホーム等の施設の一部を涼やかスポットとして高齢者に開放する事業に充てる。
 農林水産部は、宇治市の茶業研究所機能強化事業費に4億6700万円を計上。茶業研究所のリニューアルについて、国庫採択に伴い本館工事を前倒しして実施する考え。
 条例関係では、京都市左京区下鴨に建設中で正式名称を募集している新府立総合資料館(仮称)の条例制定案、向日町競輪場の包括民間委託導入に向けた条例改正案、災害からの安全な京都づくり条例制定案などを提出する。