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日刊建設タイムズ社
2016/06/07

【千葉】基本計画でプロポ開始/四街道市ごみ処理施設/今月10日まで参加受付

 四街道市廃棄物対策課は「ごみ処理施設整備基本計画策定業務委託」の公募型プロポーザルの手続きを開始した。6日に募集要項、仕様書などを公表し、10日まで参加申込書の提出を受け付ける。その後、7月12日にプレゼンテーションを実施し、最優先事業者を決定、同月中に選定結果を通知する。委託工期は2017年3月31日。委託上限額は1814万4000円(消費税込み)。同業務では@基本計画の策定APFI導入可能性調査B付帯施設の検討を行う。
  参加資格は、四街道市入札参加資格者名簿に掲載され、05年度から15年度の間に地方公共団体または一部事務組合の発注するごみ処理施設整備基本計画策定のコンサルタント業務を受託した実績があることなど。入札参加資格者名簿に掲載されていない事業者でも、必要な書類を提出し、市長が参加資格があると認めた場合は参加できる。参加資格の結果は今月16日までに通知し、資格者は今月24日から7月7日の期間に企画提案書を提出する。
  同業務は、ごみ処理施設整備(エネルギー回収型廃棄物処理施設、マテリアルリサイクル推進施設等)に伴い、一般廃棄物処理基本計画などを踏まえ、循環型形成推進交付事業を達成するために必要な施設整備の基本計画の策定とそれに伴う調査などを行い、併せてPFI等事業の導入可能性調査を実施する。また、ごみ処理施設整備に伴う付帯施設について、地域の特性を踏まえた地域振興の視点から検討を行う。
  次期ごみ処理施設は吉岡地区に整備。用地は06年度に取得し、面積が約4・5ha。昨年度でごみ処理施設整備基本構想と循環型社会形成推進地域計画策定業務を環境技研コンサルタント(千葉市中央区都町3―14―4)に委託。基本構想は16年12月28日までにまとめる。
  基本計画の具体的な業務内容は、基本計画の策定で@施設整備基本方針A計画条件の収集・整理B計画処理量・計画ごみ質の設定C施設規模及び系列数の設定D環境保全目標の設定E処理方式の整理・検討Fマテリアルリサイクル推進施設における処理方式の整備・検討G処理設備等計画など、またPFI導入可能性調査で@PFI等手法導入の基本的な考え方A事業スキームBリスク分担C参入意向調査D経済性の評価E事業手法の総合評価などをまとめる。
  事業スケジュールは、本年度末までに基本構想と基本計画をまとめ、事業方式を選定。16〜18年度で都市計画決定(変更)の手続きを行い、17〜18年度で用地造成の基本設計・実施設計を行う。公設公営の場合は17年度で基本設計に着手。PFI等で実施する場合は、17年度で実施方針案などを公表し、18年度で事業者を決定する。また、17〜18年度で生活環境影響調査を実施。18年秋に用地造成に着工し、19年度で本体工事に着工、21年9月の完成を目指す。
  なお、既存のクリーンセンター(山梨2002)は92年4月に稼働。建物はSRC造4階建て延べ約660u。処理方式は流動床、炉型式が全連続燃焼式。処理能力は日量165t(82・5t×2炉)。施工はJFEエンジニアリングが担当。k_times_comをフォローしましょう
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