上越市は、直江津地区の中心市街地活性化事業として計画するJT上越営業所の跡地活用事業提案公募について、7月をめどに募集要項を公表する方針を明らかにした。説明会などを経て10月に提案書を受け付け、16年内に事業者を決める方針だ。
対象は、閉鎖したJT上越営業所の土地約3300平方メートル(西本町1丁目1−37)。一部を隣接する直江津学びの交流館の駐車場とすることを条件に、活性化につながる用途の提案を受ける。分譲マンションや商業店舗など、定住人口の増加やにぎわいが期待できるものを想定している。審査は商工関係者や学識経験者で構成する審査委員会が行う。
既存施設はJTにより近く解体され、さら地になる。当初予算の中心市街地活性化推進事業に、土地購入費として1億5100万円を計上した。