磐田市は、豊田図書館(上新屋304)を改修し、子育て支援機能と図書館機能を兼ね備えた複合施設「(仮称)子ども図書館」として活用するため、基本構想を策定する事業者をプロポーザル方式で6月10日に公募する。8月中旬にヒアリングを行い、下旬に事業者を決定する方針。納期は2017年2月末まで。
豊田図書館の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2712平方b。1階は開架室と閉架室、展示室、幼児閲覧室、おはなしの部屋、車庫、倉庫。2階はAVホールと和室、研修室、学習室、機械室。3階に天体観測室を設置している。
計画では現有施設を活用し、1階の開架室や幼児閲覧室を中心に改装。駐車場と入り口をつなぐ外部動線の見直しと、空調設備の改修についても検討する。
市は、子育て世代の親子が楽しく利用でき、気軽に子育てに関する相談を行えるよう3つの機能整備を想定している。
▽図書館機能…現在の蔵書15万冊の児童書割合を拡大
▽子育て相談機能…看護師や助産師、保育士、ソーシャルワーカーなど専門職を配置し多様な相談に対応できる窓口
▽ふれあい機能…絵本の読み聞かせ、親子のふれあい遊びや子育て講座などを実践する場
提供:建通新聞社
(2016/6/6)
建通新聞社 静岡支社