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日本工業経済新聞社(茨城)
2016/06/03

【茨城】水戸市が芸術館東地区基本計画着手へ

 水戸市は今月14日、新市民会館の駐車場として整備を検討している水戸芸術館東地区について、まちづくり基本計画作成業務委託に係る指名競争入札を執行する。市街地再開発事業または優良建築物等整備事業での推進を見込み、特定業務代行制度の導入を検討する。予定価格は税抜き576万円。納期は200日間。
 検討区域は五軒町1丁目地内。対象面積は約0・5ha。水戸芸術館や泉町1丁目北地区市街地再開発事業地区と相互の機能連携や景観的な調和を図り、中心市街地の活性化に資する優良な整備を図ることを目的とする。
 本業務では、新市民会館への自動車による来場者に対応する立体駐車施設の整備を図るほか、権利者意向を踏まえた用途・機能などの導入について検討を行う。
 また、円滑な事業推進に向け、技術的・資金的支援などを行う事業協力者の参画についての可能性も検討する。特定業務代行制度を導入した大工町1丁目地区市街地再開発事業のようなイメージ。
 新市民会館の駐車場は、泉町1丁目北地区市街地再開発事業地内に確保するほか、水戸京成パーキングプラザの北西部にある五軒町2丁目の市有地(A830u)および水戸芸術館東側の五軒町1丁目の市有地・民有地に、合計約300台以上を整備する計画。