県は、大分市豊饒の県立病院に、32年度中の開設を目指し精神科病棟を併設する。同病棟は、2階建てで病床数は36床。急性期治療、身体合併症治療、外来治療を行う。医療保護入院が原則で、入院期間は原則1ヵ月以内。
県は、3月下旬に県立精神科基本構想検討委員会がまとめた基本構想により進める方針で、6月14日の県医療審議会に諮問する。同審議会の答申後、6月下旬ごろ、厚生労働省に特例病床協議書を提出し増床の同意を求める。同省の同意後、早ければ今年度内にも基本設計にかかる補正予算案を議会に提出する予定。
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大分建設新聞社