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　市川市は10日開会の市議会定例会に、真間ポンプ場他１施設長寿命化改修工事委託（その２）に関する協定締結議案と、市川南11号幹線建設工事委託に関する基本協定締結議案を提出する。いずれも県下水道公社（千葉市美浜区磯辺８−24−１）と協定を締結することについて議会に承認を求めるもので、協定金額は真間ポンプ場他１施設長寿命化改修工事委託（その２）が６億８９７０万円（消費税を含む）、市川南11号幹線建設工事委託が９億６２００万円（概算事業費）。
　　真間ポンプ場他１施設長寿命化改修工事委託（その２）では、真間ポンプ場（真間２−26−１）と菅野ポンプ場（東菅野２−23−10）の長寿命化改修工事を県下水道公社へ委託する。建設工事の完成期限は２０１９年３月31日。
　　両ポンプ場とも排除方式は合流式で、ポンプ能力は真間ポンプ場が雨水２７６・０立方ｍ（92・０立方ｍ／分・台）、汚水22・０立方ｍ（11・０立方ｍ／分・台※３台のうち１台予備）。菅野ポンプ場が雨水５００・０立方ｍ（１２５・０立方ｍ／分・台）、汚水22・０立方ｍ（11・０立方ｍ／分・台※水処理施設送水分）及び40・０立方ｍ（20・０立方ｍ／分・台※高速ろ過施設送水分）。
　　委託する建設工事の内容は、真間ポンプ場が�ｂQ雨水ポンプ用エンジン（更新）１基、プラント機械設備工事一式、プラント電気設備工事一式。菅野ポンプ場が�ｂQ雨水ポンプ用エンジン（更新）１基、�ｂR雨水ポンプ用エンジン（更新）１基、�ｂR汚水ポンプ（更新）１基、プラント機械設備工事一式、プラント電気設備工事一式。
　　一方、市川南11号幹線建設工事については、今回締結する基本協定に基づき県下水道公社へ工事を委託し、市川市が毎年度予算計上する範囲内において別途年度実施協定を結び、建設工事を行う。建設工事は本年度に着手し、完成予定は18年度とする。
　　工事場所は市川インターチェンジ西側の稲荷木１丁目地先、延長は約６９６ｍ。委託する建設工事の内容は、幹線管渠の築造として推進工法φ１５００mm（上段）×Ｌ約３０２ｍ及び同工法φ１５００mm（下段）×Ｌ約３０２ｍの２条と、同φ２０００mm×Ｌ約91ｍ、それに付帯の特殊人孔３か所。