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大阪市は、夢洲を国際観光拠点として整備するため、開発に参画を希望する民間事業者を対象にアイデアを募集する。今後、開発が可能となる最大約２００�fの敷地を対象に、開発コンセプトや導入施設、インフラ関係などについて提案を求める。参加申請の受付期間は６月20〜24日。提案書を８月22〜31日に受け付け、９月以降に提案に関する対話を開始する。
　参加は単独でもグループでも可能。実績要件は、過去10年間に「５�f以上の区域で観光施設の整備または運営」か、「延べ床面積10万平方�b以上の観光施設の整備または運営」の実績があることなど。
　アイデア募集の対象となるのは、大阪市此花区夢洲中１丁目の最大敷地面積約２００�f（略図のＡ〜Ｆゾーン）。用途地域は、準工業地域（建ぺい率60％、容積率２００％）、工業地域（建ぺい率60％、容積率３００％）。特別用途地区（工業保全地区）などの制限がある。
　開発のコンセプトのほか、▽導入機能・施設▽土地利用計画▽開発スケジュール▽埋め立て内容▽交通インフラ▽経済効果―などについて具体的な提案を求める。
　市は、提案内容を基に、施設やインフラの整備計画などを検討し、夢洲まちづくり構想案を取りまとめる考えだ。開発事業者は、その後別途募集する。

提供：建通新聞社