日本工業経済新聞社(茨城)
2016/05/28
【茨城】北茨城市が本年度6月補正予算案を発表
北茨城市は25日、2016年度6月補正予算案ならびに15年度3月専決補正予算を発表した。6月補正予算案には旧消防庁舎解体工事費4462万6000円や市内街路灯設置費補助金250万円を盛り込んだ。3月専決補正予算では、芸術によるまちづくり事業として陶芸設備購入費657万1000円を計上した。同日の会見で豊田稔市長は、建設工事が進む新図書館について「6月1日に開館記念式典を挙行し、式終了後から貸し出し業務を開始する」と発表した。
6月補正予算案の旧消防庁舎解体工事費は、新たな消防庁舎の完成に伴い、旧消防本部庁舎と旧北部分署庁舎を解体する費用。
市内街路灯設置費補助金は、地域で管理する街路灯のLED化に対して助成するもの。補助額の上限は1灯当たり1万2500円で、今補正では200灯分を予算化した。
3月専決補正予算に計上した芸術によるまちづくり事業費は、旧富士ケ丘小学校を芸術文化活動の拠点とするため、陶芸用のろくろを手動、電動各15台、窯を1台購入する。
会見で豊田市長は、新市立図書館について触れ「1階の正面玄関脇には、災害発生時に屋上へ避難が可能な非常用入口を設けた。屋上には100人前後が避難できる機能も備えた」と紹介した。
6月補正予算案の概要は次のとおり。
【総務費】
◆市内街路灯設置費補助金=250万円
【消防費】
◆旧消防庁舎解体工事=4462万6000円
◆防災コミュニティセンター修繕工事=549万1000円