日本工業経済新聞社(茨城)
2016/05/24
【茨城】取手市民会館の改修公告は空調が5月、建築が9月
取手市文化芸術課は本年度、市民会館(東1−1−5)の改修工事を発注する。トイレ・ロビー・舞台吊り物の建築一式と空調設備に分かれており、建築は9月公告で10月開札、空調は近く公告で6月開札となるもよう。
市民会館は1972年築のSRC造一部S造4階建て、延べ3045・87u。1100席の大ホールを備える。
建築工事は、ホワイエとロビーの段差解消や壁、天井、照明、客用トイレ(1階、5カ所)、出演者用トイレ(2階、1カ所)、舞台吊り物の改修を行う。
工期は11月中旬〜来年3月末まで。工期中は使用禁止とするが、1月の成人式と出初式では特例で使用する計画。
設計は且癘建築事務所(つくば市)が策定している。履行期限は8月末まで。
本年度当初予算にはロビー改修に4364万円、トイレ改修に3319万2000円、舞台吊物機構改修に3821万4000円を計上している。
一方、空調工事は1階北西側のボイラー室と機械室をメーンに、機器設置工、配管工、ダクト工、循環ファン工、撤去工、建築工、電気工を実施する。工期は300日間。設計は昨年度に且ツ崎建築設計事務所(利根町)が策定した。
当初予算には工事費1億5000万円を確保している。