日本工業経済新聞社(茨城)
2016/05/13
【茨城】老人福祉施設整備費補助で翠清福祉会を追加
県保健福祉部長寿福祉課はこのほど、特別養護老人ホーム新設などを支援する2016年度の「老人福祉施設整備費補助金」内示先を1カ所追加した。設置主体は(福)翠清福祉会で、施設名は(仮)かたくりの郷大塚。建設工事の一般競争入札は7月にも公告される見通し。今回の追加内示により、本年度の対象は13施設となった。
この補助金は、県が進める高齢者プラン21に基づく老人福祉施設の新設や増築、増改築の施設整備を支援するもの。
(仮)かたくりの郷大塚は、全室個室のユニットタイプの特別養護老人ホーム。定員は特養が10床×7ユニットの70床、ショートステイが10床1ユニット。デイサービスは50人まで対応できる広さとする。施設は平屋とするが、管理棟のみ2階建てとし、内部に会議室や更衣室、休憩室などを配する。7月中にも一般競争入札を公告する予定。
なお1床あたりの補助単価は、特別養護老人ホームが300万円、ショートステイ(上限10床)が135万円(100万円未満切り捨て)のため、同施設への補助金額は合計2億2300万円となる。