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大分建設新聞社
2016/05/31

【大分】防災道路など改築、今年度事業費は1.3億 

 大分市が24年度から進めている細地区住環境整備事業の28年度の事業費が1億3500万円に決定した。市では防災道路の改築、それに伴う配水管布設替え、用地取得・補償を予定している。
 計画では、今年度は幅員6bの防災道路6―2号線L=230bと、付随する雨水施設φ800、L=220b、および6―3号線L=60bを整備する。また街路改築工事に伴う配水管布設替工事で、6―1号線にGX形ダクタイル鋳鉄管φ100、L=210b、6―2号線にGX形ダクタイル鋳鉄管φ100、L=110bを整備する。いずれも第四半期に発注する予定。
 細地区は、かつては、漁業や本田川沿いに開けた農地での農業など農漁業集落が形成されていたが、現在は約300戸の住宅地。地区内の街路は昔のままで、住民の高齢化が進み、老朽化した住宅が増えている。自動車の乗り入れが困難な狭い道路が多く、消防活動にも支障をきたすなど安全上の問題も抱えている。
 このため、都市機能を持つ生活基盤施設の整備が求められており、全体事業費約21億9000万円をかけ、24年度から28年度までの1期5ヵ年と、29年度から33年度までの2期5ヵ年計画に分けて整備している。
 第1期の事業は今年度が最終年度だが、29年度以降に積み残しとなりそうだ。

提供:大分建設新聞社