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大分建設新聞社
2016/05/28

【大分】岸壁のすき間を解消、佐伯港女島埠頭の改修へ 

 佐伯市の佐伯港女島埠頭の利用促進のネックになっている、マイナス14b岸壁とマイナス10b岸壁の間にある約70bのすき間(未整備区間)が解消されることになった。25日、同市内で開かれた佐伯港開発促進協議会で、米原吉彦別府港湾・空港整備事務所長が「老朽化したマイナス10b岸壁の整備に向け、28年度に切り欠き(未整備)部を含めた改修事業に着手する」と明らかにした。
 同埠頭は、利用不振が続いており、市や佐伯港利用関係団体などは、両岸壁間にある約70bのすき間≠ェ、その原因の一つとして、国、県などに早期整備を求めてきた。今年2月には、菊池身智雄国土交通省港湾局長を同市に招いて、女島埠頭を視察、早期整備を要望した。
 米原所長は、「28年度は切り欠き部を含めた同岸壁の深浅測量、土質調査、改良設計などの現地調査と基本設計を進め、工事は29年度以降に着手する」と述べた。
 これについて港湾利用者の一人は、「両岸壁間の70bのすき間をなくするのは、ポートセールスをやっている者にとって大変有利になる。できるだけ早い時期の完成をお願いしたい」と歓迎していた。


提供:大分建設新聞社