日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/05/30
【埼玉】埼玉中央生コン協同組合が総会開く
埼玉中央生コン協同組合(関根睦己理事長)は26日に組合会議室で2016年度通常総会、理事会を開催した。任期満了に伴う役員改選があり、新理事長に根岸俊介副理事長が選出された。
根岸新理事長は「協同組合について、原点に帰ってもう一回、考えていただきたい。周りの皆さんが利益を出せるような体制、方策を取った上で、自分も利益が出せると考えています。公平、公正を基本理念にして務めてまいりたいと思っています」とあいさつした。また「皆さんで知恵を出し合って参加型で組合を運営させていただければありがたい」と呼びかけた。
総会では16年度事業計画など全議案を承認した。16年度の出荷想定は120万立方メートル(前年実績比92%)とした。大幅な数量減に対応すべく、適正価格の確保、合理化事業の推進に取り組む。主な需要見通しには朝霞台中央病院、浦和美園共同住宅、幸手物流センターなどを挙げた。
総会の冒頭に関根理事長は「5年間、理事長をさせていただきお世話になりました。今年度の出荷想定は120万立方メートルになっていますが、幸手、杉戸方面は仕事が秋からかなり出てくる感じがしています。130万立方メートル以上になるよう期待しています。出荷が増えることによって、値段も今以上になっていければと思います」とあいさつした。