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　　神奈川県内の建築事務所登録数は減少傾向が続いている。また、県が所管する２級建築士などの試験も受験者数、合格者数の減少が継続している。
　神奈川県の調べによると、２０１５年度末の県内建築士事務所の登録件数は６３１１件で、１級４７２９件、２級１５６５件、木造17件の内訳。総数、各資格ともここ数年減少が続いている。県が所管する２級建築士、木造建築士の試験でも、受験者数、合格者数の減少が継続中だ。
　県は、建築士法に基づき、２級・木造建築士の試験の施行、２級・木造建築士の指導と懲戒処分、建築士事務所の行政指導と監督処分を行っている。
　06年の建築士法の改正で導入された指定登録機関制度により、09年４月から、２級・木造建築士の登録・閲覧事務を神奈川県建築士会に、建築士事務所登録・閲覧事務を神奈川県建築士事務所協会に移管し、それぞれの機関が業務を行っている。
　提供:建通新聞社