静岡県清水港管理局は、2016年度の主要事業の中で、港湾事業(交付金)に事業費8億4855万円を投入する。社会資本整備総合交付金(重点)事業では、静岡市清水区興津中町の新興津地区の新興津防波堤のケーソン製作・据え付け、突堤工、護岸工を実施する。
社会資本整備総合交付金(重点)事業には、5億4500万円の工事費を充てる。防波堤は、ケーソン製作2函、据え付け2函で、発注時期は未定。突堤工は、方塊ブロック据え付け、消波ブロック製作・据え付け、護岸工は被覆ブロック製作となり、7月に発注する。
社会資本整備総合交付金事業は、静岡市清水区興津清見寺町地区で排水工、路床工、舗装などを行う。4800万円を配分する。舗装は下半期に発注、排水工・路床工は8〜9月発注の予定。
防災・安全交付金では、合計2億0200万円の工事費をかけ、落橋防止装置設置、桟橋上部工補修、道路補修、防舷材設置を実施する。
対象は祟徳橋、日の出桟橋、袖師臨港道路、新興津1号岸壁、袖師台地埠頭で、それぞれ上半期中の発注見込み。
提供:建通新聞社
(2016/5/27)
建通新聞社 静岡支社