平和建設・日新建設JVは26日、大分市と臼杵市野津町を結ぶ広域農道「大南野津(L=1万3954b)」の第2期工事区間内の第3号トンネル(L=154b)掘削現場で、県、大分市、地元、工事関係者などが出席して、貫通式をした。
村井尚県中部振興局長、森本亨大分市農林水産部長、藤田哲司兜ス和建設社長が貫通掘削の儀でボタンを押し、貫通。協力会社の三又庄司庄司建設工業去ミ長らが貫通点を清め、関係者が貫通点通り抜けの儀をした。
樽みこしが威勢よく練り歩き、村井局長、森本部長、藤田社長、平嶋政和鞄新建設社長らが鏡開きをし、森本部長の発声で乾杯した。
発注者の村井局長が「この広域農道が開通すると、臼杵市野津町から大分市街地への農産物輸送、国道10号災害時の緊急道路、通勤などの生活道路として地域活性化に大きな役割を果たす。29年度の開通に向け、引き続き協力をお願いしたい」とあいさつ。施工者代表の藤田新八兜ス和建設会長が「無事故で施工でき、地元、行政関係者に感謝申し上げる。最後まで無事故で施工する」と謝辞。
広域農道「大南野津」は、大分市下戸次の県道坂ノ市中戸次線と臼杵市野津町の国道502号を結ぶ。1期を3年度に着手し、2期は、県道臼杵大南線との接点から今回貫通のトンネル(工期9月頃)を含む野津町方面へ1481b。
今後は、トンネル出口先の大分市吉野原地区で7号橋(L=45b)の上・下部工、8号橋(L=110b)のP3橋脚と上部工などの工事を発注し、全線開通は、29年度を予定している。
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大分建設新聞社