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　泉田裕彦新潟県知事は２５日、県選出の国会議員や国土交通省、農林水産省など関係省庁、自民党を訪ね、７６項目に及ぶ１７年度要望を行った。
　主な課題として、魅力ある農林水産業の実現、地域経済の活性化・地域エネルギー資源の活用、地方分権改革の推進、安全・安心な県民生活の確保、教育・文化の振興、新潟の発展と地域の生活を支えるインフラ整備等を盛り込んだ。
　内容は次の通り（（新）は新規）。
【魅力ある農林水産業の実現】
▽水田農業経営が将来にわたり持続的に展開できる制度の構築等
▽農山漁村地域の基盤整備等に要する財源確保
▽（新）企業の農地所有の要件緩和に対する慎重な検討
【地域経済の活性化・地域エネルギー資源の活用】
▽日本海側におけるエネルギー基地の整備
▽再生可能エネルギーの導入に資する施策充実
▽（新）４大都市圏を中心とする水素ステーション整備方針の見直し等
▽地域を支える建設産業の経営改善等
【地方分権改革推進】
▽直轄事業負担金制度の廃止
▽（新）地方創生および防災・減災対策の推進に必要な地方財源の確保
▽（新）政府関係機関移転の実現に向けた取組推進
【安全・安心な県民生活の確保】
▽学校施設の老朽化対策等に係る事業採択と耐震対策に係る財政支援の拡充
▽交通信号機更新事業の拡充
【教育・文化の振興】
▽佐渡金銀山の世界遺産登録の早期実現
▽（新）県が設置する幼稚園への財政措置
【新潟の発展と地域の生活を支えるインフラ整備等】
▽社会資本整備予算の確保
▽高速道路等の整備促進
▽日本海側拠点港である新潟港、直江津港のさらなる機能強化に向けた支援
▽新潟西港の土砂処分場整備の推進
▽佐渡｜新潟航空路の確保・維持
▽新潟空港の機能強化
▽湯沢町三俣地区に対する地域振興策の実施