石川県建設業協会の2016年度定時総会は25日、金沢市の石川県建設総合センターで開き、役員改選で新しい会長に吉光武志氏(吉光組)を選任した。副会長には小倉淳、平櫻保(新任)、江口介一(同)、鶴山庄市(同)の4氏が就いた。今年度の事業計画では、担い手確保・育成のため、若者向けのDVDやパンフレットを用いた実践的な広報活動などを打ち出した。
総会には委任状含め172名が出席。冒頭、吉光武志会長代行のあいさつに続き、北川義信前会長が「4期8年にわたり会長を務めさせていただき、振り返れば長いようでもあり、短いようでもあった。この間、全国建設産業団体連合会の会長、全国建設業協会の副会長も務めさせていただくなど、充実した8年だった。長年、大変お世話になった皆さんにお礼を申し上げたい」とあいさつした。
この後議事に移り、15年度事業報告、16年度事業計画および収支予算、公益目的支出計画報告の各報告を行うとともに、15年度計算書類、役員改選の各議案を審議、承認した。
このうち今年度事業計画では、戦略的広報活動として、若者向けのDVDやパンフレットを用い、担い手確保・育成のための実践的な広報を行うほか、ICTを活用した情報化施工の推進として、現場の生産性向上、熟練労働者不足に対応するため国、県と連携し課題の洗い出しや現場条件の整理など情報化施工の研修会を開催する。
役員改選では新会長に吉光氏を選任。吉光新会長はあいさつで「重責を担うことになったが、精一杯頑張りたい。協会員の皆さんの暖かいご協力をお願いしたい」と抱負を述べた。
この日は、石川県総合建設業協同組合の2016年度通常総会も開き、新理事長に吉光氏を選任した。
また、全国建設業協会長表彰、県建設業協会長表彰も行った。
総会で選任された、県建設業協会の新役員(会長を除く)は次の方々。
▽副会長 小倉淳 平櫻保 江口介一 鶴山庄市▽常任理事 竹腰勇ノ介 橋本和雄 小柳正彦 高田直人 長坂知通 岡昌弘 小野征男 田畑秀樹 堀伸市 北野一郎 表守活 田村行利 福池正人 中市勝也▽理事 岡田康晴 北川義信 澤田勉 末田廣昭 豊蔵享一 野村陽逸 野本義憲 坂東久雄 本田正敏 水内健之 道下幸雄 明翫章宏 小中出佳津良 西正次 根上健正 谷端正宗 中田悟 茶谷和明 南哲郎 沢野哲 越渡伸廣 高木作之 二俣馨 西中順治▽監事 藤内拓朗 新井秀雄 織田明彦▽専務理事 辻啓一