京都市は、子育て支援の充実・強化を市政の最重要課題の一つに位置付け、民間保育園等の協力を得て、保育園等の新設・増改築等、小規模保育事業整備を進める。
市によると、20年度以降、民間保育園等整備は新設が22、増改築が47、分園設置が15の計84ヵ所、小規模保育事業は48ヵ所、事業所内保育事業は8ヵ所、家庭的保育事業は1ヵ所の計57ヵ所の合計141ヵ所で取り組みを進めた。
市は市民の保育ニーズは依然高い状況にあり、今後も増加すると見込む。29年度以降に向けては、質・量ともに全国トップクラスの子育て環境をさらに充実させるため、民間保育園等の新設・増改築等22ヵ所(685人増)、小規模保育事業整備5ヵ所(82人増)を進める考えで、計767人分の児童受入枠を拡大するための予算を確保。待機児童ゼロを維持する。