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　公共工事に係る暴力団等排除連絡会および部会は24日、県民健康センター大会議室Ｂで２０１６年度会議を開催し、15年度の事業報告を行ったほか、16年度の事業計画を策定し、工事の適切な履行に向けた活動に尽力する方針を示した。
　会議は連絡会・部会・地域連絡会の会員および県警察本部刑事など約50人が出席。冒頭のあいさつで和栗会長（県総務部契約局長）は、山口組の分裂に伴って県内で発生した抗争事件に触れた上で「県警本部から情報提供をいただき、16年３月に暴力団と関わりのある業者に対して入札参加除外措置を講じた」と報告した。
　16年度の事業計画は▽連絡会および部会会議の開催▽地域連絡会事務打ち合わせ会議の開催▽研修会などの開催▽各地域連絡会の開催▽公共工事に係る暴力団など排除対策・不当介入防止のための普及啓発――。
　さらに、県警本部刑事部捜査第四課の吉田課長補佐が県内の暴力団勢力と暴力団排除対策の現状について解説した。