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大分建設新聞社
2016/05/26

【大分】九州の東の玄関口へ、県が拠点化戦略会議 

 県は24日、県庁舎新館で「九州の東の玄関口としての拠点化戦略会議」の初会合を開いた。この会議は、県長期総合計画に盛り込まれた九州の東の玄関口として「人の流れ、物の流れの拠点化づくり」の実行に向けて、具体的な戦略を策定するために設置。有識者や交通、観光、物流、経済界の関係者18人で構成し、委員長に幸重綱二ツーリズムおおいた会長を選任した。
 会議では、九州に出入りする人や物が大分を介して行き来することで、経済活性化や雇用が促進され、地方創生の基盤とするために、人と物の流れに関する課題や今後の論点を整理した。論点としては、フェリーターミナル機能の強化や取扱貨物量の確保、新規航路の誘致、倉庫など物流施設の整備、港湾整備、東九州自動車道の4車線化推進、中九州道・中津日田道路の整備、空港道路の4車線化などを挙げた。
 海路の重要拠点となる別府港と大分港(大在地区)については、それぞれ部会を設置し、29年1月末までに、施設の老朽化対策や機能強化などの提言をまとめる。全体会議は今後4回ほど開き、28年度末に戦略を策定し知事に提案する予定。 

提供:大分建設新聞社