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　富山県建築設計監理協同組合の第５１回２０１６年度通常総会が２４日、富山市の富山第一ホテルで開かれ、任期満了に伴う役員選挙で、藤井均理事長（創建築事務所）の再任などを決めた。
　会の冒頭、藤井理事長が、「昨年度は組合設立５０周年を迎え、１１月２０日には盛大に記念式典祝賀会、記念講演会などを開催することができた。皆様のご協力に改めて感謝を申し上げたい」と述べた上で、「今年度も組合員の資質向上を中心として、共同受注業務を拡大していくことを念頭に置いて活動していく。５０周年を終え、新たな半世紀を迎える。組合としても、新たな一歩を踏み出していきたい」とあいさつした。
　議事では１５年度事業報告、１６年度事業計画と収支予算など、７議案を原案通り承認するとともに役員選挙を行った。
　今年度の重点目標には、▽官公庁・官公庁に準ずる団体等の受注強化▽公的大型物件への対応▽組合員の資質向上▽監修制度の充実▽木造建築の技術力向上、既存ストック活用の研究｜を掲げた。事業計画として、１６年度共同受注目標額を１億５０００万円に設定したほか、業務プロセス管理の実施およびデーターの蓄積、研修会と講演会の実施、福利厚生事業、設計監理業務指名参加申請などに取り組む。
　理事長以外の役員は次の方々（敬称略）。
　▽専務理事＝稲葉伸一（三四五建築研究所）▽常務理事＝中川潔（中川建築設計事務所）▽理事＝近江吉郎（おおみ設計）、押田洋治（押田建築設計事務所）、田村元宏（タムラ設計．）、堂田重明（福見建築設計事務所）、中野健司（新建築設計事務所）、原英高（建築科学研究所）▽監事＝山崎秀二（誉建築設計事務所）、吉田光喜（設備企画）。