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建通新聞社
2016/05/25

【大阪】寝屋川南部地下 排水機場基本設計プロポ

大阪府寝屋川水系改修工営所は、寝屋川南部地下河川事業で最下流部に排水機場を整備するため、基本設計の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書などは、6月13日午後2〜4時と、6月14日午前10時〜正午に受け付ける。技術提案書の提出日時は7月20日午前10時〜正午。ヒアリング審査などを経て、8月26日に結果を通知する予定だ。
 単独企業での参加となり、共同企業体は認めない。参加資格は、測量・建設コンサルタントで、「河川、砂防および海岸・海洋」「下水道」「鋼構造およびコンクリート」「施工計画、施工設備および積算」の登録があることなど。
 排水機場は、大阪市西成区南津守2の敷地面積約3fに建設する。地下河川の内径は9・8b。地下河川へは下水道を通じて流入し、流入当初は開水路状態で、最終的に圧力管運用とする予定。また、実揚程は17bを想定しているが、詳細は設計段階で検討する。
 業務では、現地調査を行った上で、▽ポンプ設備の基本仕様▽調圧水槽(シールド発進立て坑)▽放流渠▽付属設備、施設の概略▽排水機場配置計画―などを検討する。委託上限額は1億円(税込み)。契約期間は2018年1月31日。
 寝屋川南部地下河川事業では、東大阪市若江から大阪市西成区に至る道路下に総延長13・4`の地下河川を整備する。このうち、聖天山立坑(大阪市阿倍野区松虫通3)から木津川河口部の排水機場予定地(大阪市西成区南津守2)までの延長約2・2`が未整備となている。

提供:建通新聞社