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　さいたま市測量設計業協会は20日、さいたま新都心のラフレさいたまで２０１６年度通常総会を開催し、標準仕様書作成に向けた市担当部署との協議実施などを盛り込んだ16年度事業計画案および予算案、15年度事業報告および決算報告などを審議し原案どおり承認した。新規入会員は、�叶ｼ川設計が報告された。
　渡邉英樹会長はあいさつで、一般社団法人に組織化して１年が経過した事に触れた後、昨年開催した市関係部署との意見交換会で「北部建設事務所と南部建設事務所での成果品の違いが見られております。そのため、協会では業務委託標準仕様書の作成に向けた検討委員会を立ち上げて、16年度から本格的に活動していきます」と説明。さらに「さいたま市の人口は、10年後の25年度をピークに減少に転じると予測されています。特に若い協会員の皆様は今から真剣に考え、対応する必要があります」と将来への課題も提示した。
　総会に続く懇親会では、さいたま市の清水勇人市長が来賓として出席し「３月に国交省が策定した首都圏広域地方計画について触れ、さいたま市が東日本の『対流（交流）拠点』に位置づけられ、今後の大宮駅周辺整備などが企業進出の起爆剤となり、大きな期待を寄せてます」と祝辞を述べた。