日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/05/24
【埼玉】埼玉県電業協会が職長・安全衛生責任者教育
埼玉県電業協会(島村光正会長)は19日と20日の2日間、建産連研修センターで職長・安全衛生責任者教育を実施した。参加者は25人。講師は、ケイ・教育企画サポート事務所代表の小泉一夫氏と特定社会保険労務士の浜浩子氏。参加者はカリキュラムに沿って指導を受け、労働災害防止への関心の保持の重要性などを確認し、受講を修了した。
今回の対象者は、職長など部下を使って仕事をまとめる立場の者や安全衛生責任者。また、2016年以前に受講しているがリスクアセスメント教育を受講修了していない者。
初日はまず、職長・安全衛生責任者の役割、危険性などの調査と低減措置などについて学び、場面によってはグループに分かれて討議を行った。2日目は、作業員に対する指導と教育方法、ミーティングや現場巡視など責任者が行う安全施工サイクル、関心の保持と創意工夫を引き出す方法、異常時・災害発生時における措置などについて学んだ。