石川県危機管理監室危機対策課は23日、県全域(計84カ所)「石川県防災行政無線(衛星系)設備整備工事」(WTO適用案件)を開札し、23億9000万円で日本無線・ほくつう・北陸電話工事特定建設工事共同企業体に落札が決まった。予定価格は24億6290万円だった。
工事概要については、県防災行政無線(衛星系)設備整備にかかる衛星系システム(76局)一式、IPネットワークシステム(同)一式、交換系システム(54局)一式、一斉指令システム(同)一式、監視制御システム一式、電源系システム(76局)一式、その他・撤去(94局)一式。
工期は、17年3月17日まで。
県では各種災害時における通信手段の多重化を図るため、通信衛星を利用し、情報の収集・伝達を行う県防災行政無線(衛星系)を更新。防災対策の充実、強化にもつなげていく。