トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2016/05/30

【愛知】安永川河川改修第2工区を9月にも 豊田市

 安永川改修事業を進める豊田市は、第2期区間の改修を進めており、2016年度事業で2工区の整備に着手する。12月の市議会承認案件として、早ければ9月に発注する見込み。市では護岸に対する修正などとともに、森下橋など2橋の架け替えに関する設計を朝日設計事務所豊田支店(豊田市)に委託、詳細を詰める。
 今回の委託では2〜3工区の護岸修正設計を行うほか、2期区間の完成目標年次となる18年度末までの全体施工スケジュールを作成する。橋梁設計では2工区内の森下橋と吉森橋の架け替えに対して詳細をまとめる。
 同市ではこのほか、3工区内の大正橋と善宿寺橋、水門橋の3橋の詳細設計を上半期中に委託する予定だ。
 計画によると、第2期区間は秋葉町地内の内山橋から下林町地内の安永川と初陣川の合流地点までの延長1150bに対して、3工区に分けて整備を進める。15年度に着手した1工区は秋葉町〜長興寺地内の延長200b、2工区は長興寺地内の延長520b、17年度の工事着手が見込まれる3工区は長興寺〜下林町地内の延長430b。
 現況は、川幅約5bで、流量は毎秒約10d。これに対して、改修計画では引き堤により川幅を15b程度拡幅し、毎秒約90dの流量に対応する。これに伴い、既設橋梁の架け替えや護岸改修を進める計画だ。
 各工区の整備スケジュールは、1工区が15〜17年度、2工区が16〜18年度、3工区が17〜18年度で計画。18年度末で第2区間の完成を目指す。

提供:建通新聞社