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北海道建設新聞社
2016/05/23

【群馬】本日「道の駅しもにた」再整備事業プロポーザル公告

「道の駅しもにた」の再整備で下仁田町は24日、施設の設計などを行う事業者を選定するプロポーザルを公告する。6月7日まで参加者を募集し、町審査委員会での審査などを経て7月上旬に業者を特定する。10月ごろまでに設計を終え、12月ごろに工事に着手。本年度中の完成、2017年度のオープンを予定する。
この公募型プロポーザルでは、新たに建設する販売施設の設計から施設のPR、運営に関するノウハウの提供など、再整備を総合的にプロデュースする業者を選定する。
具体的には観光施設としての利便性の向上や物品の販売力強化に向け◇ワークショップの開催・資料作成◇再整備コンセプトの資料作成・デザイン計画◇指定管理者へのマネージメント◇PR方法の策定◇地域連携・広域連携へのマネージメント、などの業務を委託する。業者選定は町職員らで構成する審査委員会が行う。審査員に外部の有識者を含めるかなど詳細を現在詰めている。
参加条件は、県内の道の駅や類似する施設のプロデュース・マネージメント・設計などの実績があることなど。きょうプロポを公告する予定で、参加表明書の提出を6月7日まで、技術提案書を6月27日まで受け付ける。
7月上旬に事業計画についてのヒアリングを行い、業者を特定する。
10月ごろまでに設計をまとめ、年内に着工。本年度中に工事を終え、17年度からのオープンを目指す。工事発注は11月ごろに一般競争入札で行う予定だ。
町の一般会計当初予算には、道の駅しもにたの整備費として1億4816万3000円を計上。新たな販売施設の建設や交差点の改良、駐車場、防災施設などの新設に充てる。
このほど公表された国土交通省社会資本総合整備計画では、道の駅しもにたの利用者を20年度末までに18万人とする目標を設定している。また町道2065号線(L100m)の拡幅工事3000万円(16〜17年度)、駐車場などの整備8500万円(16〜18年度)、防災施設の整備工事2700万円(17〜19年度)などの整備計画も盛り込まれており、本年度から各工事ごとに町が設計を進める。
町は新たに防災施設を整備することで、観光だけでなく災害時の避難や緊急車両の受け入れができる、防災の拠点として道の駅を活用していく考え。
現在の道の駅しもにたはW造平屋建てで、延べ床面積698・34uの円形の施設。3000uの敷地に普通車77台、大型車23台分の駐車場を備える。