熊本地震から1カ月。復旧・復興に向けた国の補正予算が17日にスピード成立し、蒲島郁夫知事がコメントを発表した。
【知事コメント】
本日、平成28年度補正予算が成立したことについて、国に対して県民を代表して感謝申し上げます。
また、「平成28年熊本地震」の発災から、安倍総理の強いリーダーシップのもと、直ちに政府の総力を結集し、被災者支援をはじめ、激甚災害の早期指定や、国道325号などの直轄工事による施工決定など、様々な取組みにご尽力いただいていることに対して、重ねて感謝申し上げます。
本補正予算は、今後、被害状況が拡大する可能性がある中、被災地に必要な支援を行っていただく上で、不安を抱える県民に安心感を与える予算であると評価しています。
補正予算成立を受け、本県としては、まずは、その使途について、国庫補助の拡充強化や、これに伴う地方負担に対する地方財政措置の充実等も含め、本県の要望内容が反映されるよう国に支援を求めていきます。
さらに、先日、安倍総理や関係閣僚に要望した特別立法や、中長期的に必要となる予算の確保が引き続きなされるよう働きかけて参ります。
なお、来週にも、先日各省庁に要望した366項目について、日々状況が変化する被災地の現状に照らし、改訂した要望内容を県民の皆様にお示ししたいと考えています。
引き続き、県のみならず市町村、関係機関が一丸となって、熊本県の復活・再生が成し遂げられるよう、国の強力な支援を求めて行きます。
提供:
西日本建設新聞社